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絶対音感は、他の音との比較なしに、音を聞いただけでその音名が分かる能力です。聞いた音に対し各々の音名 (周期的な振動数を持つ倍音につけられた称名) を想起できる能力を一般的に絶対音感と呼びますが、聞く曲すべてが頭の中でドレミの音名に変換される、半音未満の音の違いもかなり正確に認識できるなど、その能力は個人差です。それにたいして相対音感は、二音を示されてその音の高さの差が分かる能力のことです。例えば、「この音はラですよ」と聞かされた後に別の音を聞き、「この音はさっきの音の完全5度上だからミだな」などと判断できるなら、相対音感があるとされます。

絶対音感は幼児の間にしか身に付かないと言われています。ですが、歌を歌うにあたって相対音感は必要だと思います。相対音感の訓練は、ソルフェージュが基本です。ソルフェージュというのは、楽譜を見て階名(音名ではない)を付けて歌う練習をして、それと並行して、聴いたメロディーや和音を楽譜に書き取る練習もします。音符だけでなく、コードネームやディグリーネームで書き取る練習もします。
これらを繰り返しやることによって、メロディーが階名で聞こえ、和音がディグリーで聞こえるようになります。階名で聞こえさえすれば、その中のどれかの音の音名を知ることによって、全ての音名を認識することができます。これが相対音感というものです。

ご興味がおありの方は是非レッスンへ!!

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